2012年6月9日土曜日

名古屋の実習の報告(2)熱田蓬莱軒へ(修正版)

◆熱田蓬莱軒へ


11:00過ぎ 地下鉄で伝馬町まで。

熱田神宮近くの蓬莱軒本店と神宮店を確認する。
まず、地下鉄から地上に出て、どっちを向いているのかわからず、かなり迷う。
名古屋に来ると、どの道も同じように見えるんだな、これが。

やがて、神宮店が地下鉄出口からすぐに見えることがわかった。
遠目に見ても人だかりになっている。

神宮店は大通りの向こうであったため、まずは本店を目指す。
ビル・住宅の間を歩いている間に、においがしている。
ここが古くからの交通の要所であることを示す道標と大きな地蔵がある。

東海道と美濃路の分岐点と書いてある

道標の向いには、大きな地蔵の祠があって、おばあさんが長い間お祈りをしている。住宅群をすぐに抜けると、大通りに出て、横断歩道橋の向こうに、もうお店がみえる。
神宮店と目と鼻の先ではないか。
歩道橋をわたろうとすると、店の煙突からもくもくと煙がでているのがわかる。

チーム熱田蓬莱軒はもうインタビューに入っているはず。
2時に予約をしたという人が、もう店先で確認して待っている。

入店を待つ人々


付近を歩く。町が古い。
寺院や神社が多い。
古い旅館、畳屋が2軒、料理屋。


伊藤畳店 宮房旅館

ゆっくり回ってみたい街だ。
道路は広くて新しいが。

神宮店の方にまわると、なにかやたら明るい照明を家屋に向かって照らしているのが見える。
何かの撮影だ。

蓬莱軒神宮店は2階建てのお店で、入り口が人だかりになっている。


神宮店前の入店待ちの人々

照明をあてられているのは隣の家屋だ。
撮影用クレーン車で照明がこうこうと照らし出されている。


周囲には撮影機材がいろいろと

クレーン車には、「kurosawa film」とロゴが入っている。
”やっぱ撮影かっ”と色めきだったが、興味のないふりをする。

店前の道路を交通整理しているガードマンのおじさんに聞いてみる。
「なんか撮影されてるんですか?」
「ふーん、なんてことはなーい。あれはただのCMだから。」
「コマーシャルですか。なんで、あのお店の隣のお宅で撮影してるんですか?これは有名な家なんですか?」
「ふーん、あれ、うちの店だから。うちの絡みだから。」

話しぶりが面白すぎるぞ、おじさん。
”そんなことも知らないの?”って感じで、素っ気なさすぎる感じが面白い。

制服からすると警備会社の人だと思うのだけど、、蓬莱軒を「ウチ」っていうのはさすがだ。

0 件のコメント: