2013年10月7日月曜日

本:「ぼくの犬」

「ぼくの犬」(amazon)


タイトルが、シンプルすぎてどんな話なのか予想がつかない絵本だけど、

ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の話なんですよ。

ぼくの犬ってタイトルは、そのうち、きっとみんなの犬になるからねって、いう希望とメッセージの込められたタイトルなんですよ。

そのメッセージがあるんだって、本当に最後にならないと至らないんだけれどね。


短い本だと思って、声に出して読んでいたら、途中で、ぜんぜん声に出せなくなってしまいましたよ。

絵本なんだけど、深刻につらい。

でも、絵本として物語る。

その大切さを考える本でもありました。





本:「パパはジョニーっていうんだ」ポー・R・ホルムベルイ

ご飯食べながら食堂で読んでて泣きそうになった。

図書館で探して、家でじっくり読んでたら、やっぱ泣きそうになった。

次男に、「こんなんにで泣きそうになんの」と言われた。

息子さんよ、お前もいつかそういう気持ちになるときが来るのさ。



パパはジョニーっていうんだ(amazon)

本:「つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり」樋田慶子

つまらぬ男と結婚するより、一流の男の妾におなり

タイトルに惹かれて手に取る。花柳界の女一代記を予感したけれども、交流録というか花柳界そのものを紹介するところがあって、それはそれで面白かった。好みとしては、一代記の方だったが。

写真をみると見たことのある人もいたが、名前を見てすぐに顔が浮かんだのは、宇津井健さんぐらいで、意外と知らない。
タイトルの言葉は祖母の言葉だそうで、やっばり一代記聞いてみたいなと思う。