「ぼくの犬」(amazon)
タイトルが、シンプルすぎてどんな話なのか予想がつかない絵本だけど、
ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争の話なんですよ。
ぼくの犬ってタイトルは、そのうち、きっとみんなの犬になるからねって、いう希望とメッセージの込められたタイトルなんですよ。
そのメッセージがあるんだって、本当に最後にならないと至らないんだけれどね。
短い本だと思って、声に出して読んでいたら、途中で、ぜんぜん声に出せなくなってしまいましたよ。
絵本なんだけど、深刻につらい。
でも、絵本として物語る。
その大切さを考える本でもありました。