2013年12月6日金曜日

本「ポイズン・ママ 母一小川真由美との40年戦争

「ポイズンママ 母 小川真由美との40年戦争」

女優小川真由美さんというと「女ねずみ小僧」だとか「積木くずし」の母親役などが有名だ。

だけど僕にとっては、何といっても「八ッ墓村」の「東家のミヤコ」である。

あーおそろしいー。

龍のアギトという洞窟で、タツヤさん(ショーケン)を追い回すミヤコは、僕の中で恐ろしいものベスト3にランクインしている。

そんな印象があったためか、この本に描かれている小川さんの毒母ブリは妙にイメージが合致しているように感じたのであった。
...他人はこんなミーハーな感想で済むけど家族はたまったもんじゃないだろーなとも思う。特にお金のかかる宗教に頼りはじめたらやっかいだろーなー。

けど失礼ながら大爆笑してしまうシーンもあった。
こんな悲惨な話をよく笑えるなーと、自分でも思うが、似たような人を身近で見ていると、「そうそうそう」と思わず突っ込みながら笑ってしまう場合もあるのだ。
すごく空飛で極端な話であると同時に、ある意味ではどこの母娘でも一瞬自分たちを思い起こしそうな娘支配のエピソードが登場する。
笑ってぶっとばすしかない。

攻撃的に書きすぎだという感想もあると思うけど、独立戦争なので仕方ないと僕は思う。

本当に娘がかわいそうだ。特に娘には感情的な抱束が強烈になると思う。
男の子は何だかんだ言って、距離をとるチャンスがある。
異性だから、一生、自分のモデルにして感情的結びつきを強めつづけることができないから。

でも、女優の部分、やっぱちょっとカッコイイと思うところも。やっぱミーハー