2014年12月10日水曜日

フォルラン様の最近のさまざまなネット上の記事

以下のフォルランに対する報道は、最近のちょっと悲しいニュースでした。

フォルランが南米メディアでチーム批判「日本人冷たい。降格して笑っている奴がいた」
「フットボールチャンネル」

(最近、見直してみると、

「※初回掲載時、一部で誤訳がありました。訂正してお詫び致します。」

と訂正と謝罪が最後に加わっていました。後の記事でわかりますが、かなり文脈の誤読があった記事のようでした。)


この記事をきっかけに、

フォルランの日本人批判にセレッソ大阪サポーターが激怒「おまえが言うな」

のような関連記事も出て、
ネット上では、「日本人批判」「チーム批判」を行ったフォルランに対する
バッシングのような記事が増殖しはじめました。

フォルラン様信者な私も、そんなケチな発言したのか、
シーズン終盤の扱いの悪さや自身の成績不振や
契約時に比べての環境変化にストレスが溜まり腐っているのか、
と、ちょっとがっかりしたり心配したものでした。

そんなおり、


ウルグアイでのフォルランのインタビュー内容、実際はどうだった?

という、冷静で良心的な記事に出会いました。

この記事に翻訳紹介されたところが正しいとすると、
フォルラン選手は、やはり一流のプロフットボーラーであると思われました。

インタビューでは、日本のサッカーのひいては日本の社会と教育の弱点までも分析され、
日本のサッカー事情を理解しようするフォルラン選手の様子がうかがえます。

オシム語録以来、フットボール先進国の知が、
日本のフットボールやスポーツ文化・日本社会を分析する言説に注目が集まるようになりましたが、
久しぶりに選手の立場からの骨太の分析に出会った気がしました。

骨太というのは、状況に揺れ動く自己を反省的に見つめながらも、
自己をとりまく社会関係の状況も理解し、
そのような状況のなかで、プロとしてアスリートととしてフットボールに生きるという自身を語る、
そうした生き様を語る側面を感じたからです。

優秀な選手の自己語りの巧みさと表現の豊かさを感じたのでした。