RIOの閉会式のドラエもんと阿部マリオみて、
次のTOKYOオリンピックの開会式の内容は、
決まったようなものだと思った。
RIOオリンピックでいただいた「種」は、
4年後にはすっかり成長していて、
美しい花を供えているどころか、
自然と生活との調和の芸術に昇華し、
「生花」となってTOKYOを埋め尽くしている、とか。
けれども、そこへ現われるのは、破壊者として、
自然の怒りの象徴としての、ゴジラ。
ゴジラは、超巨大ARで現すとか、
4年後におそらくもっと進化したフォログラフィなどで現そう。
生花でどれだけ自然美を強調しようとも、
世界には原子力の脅威が残されている。
文明の利便性と脅威。
とにかく、ゴジラがメガシティTOKYOを
我が物顔で歩き始め、
千と千尋の「積善館」とか「油屋」とか
「道後温泉」とかの館も危うしとなり、
もののけ姫とナウシカなどのとにかく宮崎アニメが、
これまたアニメのピカチュー軍団を率い、
特撮王ゴジラに抵抗するのであった。
しかし、ゴジラの力に圧倒され、
ますます危うし、となったときに
能面をリーダーとした全国各地の鬼面たち
・・・本当に津々浦々のありとあらゆる鬼面・天狗面の者たちが
力を結集し、ゴジラの脅威へと立ち向かう・・・
立ち向かうのは、歌舞伎とか、武士道的なものより
いろいろな鬼面とか天狗がいいな。
民衆文化って感じで。
妖怪だと、妖怪大戦争とかうしおととらすぎるし、
民俗と生活イメージ少し遠くなるし、
鬼面なら、祭事・神事も紹介しやすいでしょう。
まあ、そもそも日本自体がそのころまでに、
原子力自体に否定的になってなきゃいけないんだけど。
・・・次のオリンピックのテーマは、文明の再考と再構築で、どうだ、
・・・とか、オリンピック・ロスの頭で長い妄想してたら、
次のトーキョーオリンピックのテーマは「スポーツ・フォー・トゥモロー」
ということを知った。
全然知らんかった。
誰か知ってんのかな。
おもてなし、とも違うのね。
このテーマで、同時に日本を紹介していくのって、
どーすんだろ。