ブログの記事が無いので、前に書いといた記録を公開しとこう。
むっちゃ人の多いGWの隙間を縫って駆け足で見てきた。
1.社会主義体制のチェコスロヴァキアにおいて、芸術作品の公開は、国家の統制を受けていた。
社会主義体制を象徴する映画、体制の下に抑圧された国民の心象など、自国の映画に独特な傾向をもたらした。
2.また、輸入される映画について、独自のポスターを作成した。
3.その傾向は、自由化がはじまって以降も続いた。
4.日本映画は、怪獣映画、黒沢や新藤の文芸映画が輸入された。
日本映画
ゴジラ
映画:「鑑定士と顔のない依頼人」(THE BEST OFFER)
上映館が少ない。
上映回数も少ない。
そのせいか、ホール内の席は8割は埋まっていたと思う。
正月映画は他に派手な映画をたくさんやっているのだが。
「ニュー・シネマ・パラダイス」や「マレーナ」を撮った監督だ。
人気が合って当たり前と思う。
スクリーンホール内は、若者よりも映画好きなおじさまおばさまでいっぱいだった。
そういう自分も平均年齢上げているのだけれど。
ミステリーとしてこの映画はよくあるパターンの物語。
ああ、こういう話なのだと冒頭でのさまざまな状況紹介と、出会いのはじまりで察しがついてしまう。
でも、クイズ問題を解きに来たわけではない。
物語をどんなアプローチで、どんな仕掛けで、どんなプロセスで、どのような感情の起伏で、どんな映像で魅せるか…人間をどのように描けているかだけど...いろいろあるのだなー。
この映画の映像は美しい。
屋敷を・館内を・レストランを歩き回る足音が美しい。
個人的に、歴史的をかいくぐってきた美しい調度品、その豪華な印象と寂れた雰囲気、オートマタ、絵画の数々、そんなものを見ているだけで心地よい。
前半ずっと、電話のやりとりが続く。
最初、ダミ声にしか思えなかったヴァ—ジルの低音がだんだん渋く思えてくる。
あまりなじめなかったクレアの声が、電話を通じてずっと聞き続けているうちに、だんだんセクシーな声に感じられてくる。
映画を通じて、ヴァ—ジルの耳に感情移入してきたのだろうか。
そして、物語の最後に…ひとつの真実の欠片でも探し続ける男、それがあったと期待しないではいられない男の映像に、人々の喧噪と小刻みに時を刻む小さな音たちが重なる。
映像も美麗であったが、音のシネマとして頭に焼き付けられた。
「ポイズンママ 母 小川真由美との40年戦争」
女優小川真由美さんというと「女ねずみ小僧」だとか「積木くずし」の母親役などが有名だ。
だけど僕にとっては、何といっても「八ッ墓村」の「東家のミヤコ」である。
あーおそろしいー。
龍のアギトという洞窟で、タツヤさん(ショーケン)を追い回すミヤコは、僕の中で恐ろしいものベスト3にランクインしている。
そんな印象があったためか、この本に描かれている小川さんの毒母ブリは妙にイメージが合致しているように感じたのであった。
...他人はこんなミーハーな感想で済むけど家族はたまったもんじゃないだろーなとも思う。特にお金のかかる宗教に頼りはじめたらやっかいだろーなー。
けど失礼ながら大爆笑してしまうシーンもあった。
こんな悲惨な話をよく笑えるなーと、自分でも思うが、似たような人を身近で見ていると、「そうそうそう」と思わず突っ込みながら笑ってしまう場合もあるのだ。
すごく空飛で極端な話であると同時に、ある意味ではどこの母娘でも一瞬自分たちを思い起こしそうな娘支配のエピソードが登場する。
笑ってぶっとばすしかない。
攻撃的に書きすぎだという感想もあると思うけど、独立戦争なので仕方ないと僕は思う。
本当に娘がかわいそうだ。特に娘には感情的な抱束が強烈になると思う。
男の子は何だかんだ言って、距離をとるチャンスがある。
異性だから、一生、自分のモデルにして感情的結びつきを強めつづけることができないから。
でも、女優の部分、やっぱちょっとカッコイイと思うところも。やっぱミーハー